エンジン周りの組立て、ディテールアップを進めていきます。
MP4/5Bのエンジンは、RA100Eです。
水冷72度V10 DOHC4バルブで、排気量は 3,498cc、最高出力は 680ps以上/12800rpm を誇り、1990年シーズン最強のエンジンと評されています。
イグニッションの配線を追加しますので、モールドの端にピンバイスで0.3mmの穴を開けます。
愛用のピンバイスは、タミヤの精密ピンバイスDです。
使用可能なドリル刃が、0.1〜3.2mmと幅があるため何かと重宝しています。
配線の再現に使用するのは、カラーワイヤーです。
ホームセンターや手芸品店で売ってます。
今回使用するのは手持ちで一番細い0.28mmですが、スケール的には0.15~0.2mmくらいが良いかもしれません。
でも、手持ちのドリル刃の最小径が0.3mmなので、これより細いワイヤーを使うのであれば、ドリル刃も調達しなくちゃいけませんね。
ワイヤーの長さ調整のため、一度ワイヤーを通します。
ワイヤーを爪で強く引っ掻くとワイヤーの塗装が剥がれしまうので、優しく取り扱いましょう。
5気筒分のワイヤー5本をすべて束ねると、スケール感が損なわれるので、3本ほどを束ねて残りの2本を束の下に潜り込ませて目立たないように処理したいと思います。
束ねるのに使用したのは、0.1mmのホビーワイヤーです。
髪の毛くらいの細さなので、束ねるためによじり合わせるのが大変でした。
最終的に、配線に見立てたワイヤーはコネクタ部分で集約されるわけですが、コネクタ部分は、呼径1mmの熱収縮チューブを熱して収縮させたものをさらに伸ばして作ります。
仮組みしてみたところ、配線が少し太い感じは否めませんが、このまま進めていきたいと思います。
作業部屋にエアコンがないので、この作業だけで汗だくになってしまいました。
冷たいビールを飲んで眠りにつこうと思います(^_^;) ということで、また次回です。