雑記

1/1 トヨタ イプサム ガラスコーティング

先日、クルマにガラスコーティング加工を施しましたのでその様子を。 サイズがデカイですが、基本的にプラモデルの研ぎ出し・コーティングと工程は同じです。

 

まずは、ボディの洗浄から。 カーシャンプーで一通り洗ったら、研磨に邪魔な突起物を外します。 ウオッシャーノズルを外して裏からマスキングテープで穴をふさぎます。 この後、サイドのウィンカーレンズを外します。

 

次に下地処理をします。 粘度クリーナーでボディ表面の鉄粉や付着物を除去します。 ルーフ半分こすってこの状態です。 側面はさほど付着してませんが、腰下はピッチやタールが付いてますので念入りに汚れを取り除きます。 霧吹きで表面をぬらしながら、こすっては指先を滑らせてなめらかになったか確認します。 タバコやお菓子の包装フィルムを使うと、取れ具合がよく分かりますよ。

 

続いてマスキングです。 モールやライト、エンブレムなどコンパウンドが触れてほしくないところをマスクします。 今回は、12mmと18mmのマスキングテープを使用しました。 車種によっては9mmや24mmがあると便利かもしれません。 特に高級車ほど各パーツ間の隙間が狭いので、9mmのマスキングテープのほうが良かったりします。

 

こちらが機材と液剤。 2種類のコンパウンドとコーティング剤です。 下地コーティングと仕上げコーティングの2層コートにします。 使用するポリッシャーはダブルアクションタイプです。 研磨力はシングルアクションタイプに及びませんが、そこそこ研磨できます。 このクルマは中古で買ったのですが、前のオーナーの手入れが良かったようで塗膜のキズが少なめなので、あまり研磨する必要が無く水垢と新車時に施工したと思われるコーティング含めて一皮むく程度でOKでした。

 

すみません。 研磨作業以降の写真取り忘れました。 ボディ色がシルバーなんで画像ではあまり分かりませんが、くすみが取れてツヤツヤになりました。 工程としては、 ポリッシャーでの研磨→ポリッシャーで磨けないところを手磨き→#6000のコンパウンドで艶出し→脱脂洗浄→下地コート→乾燥・拭き取り→仕上げコート→乾燥・拭き取り→水洗い です。 昔、仕事でやってたこともあって、何とか1日で作業できました。 これで3年くらいはワックスなし、水洗いだけの簡単手入れでよさそうです!

 

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