2年4か月ぶりの投稿・・・時が経つのは早いなぁ。
このところ、プラモデル製作から離れておりましたが、その原因として製作場所の環境があります。
- 室内に塗装ミストが舞い、家族に「臭い!」と怒られる
- 年々夏の暑さが厳しくなり、エアコンがないため夏場は耐えられない
- 完成品の置き場がない
こちらが、以前の製作環境。
完成品置き場の問題は、2018年の10月ごろにコレクションラックを設置して解決済み。
また、今年7月には、このコロナ禍で在宅勤務が多くなったことから、定額給付金の10万円から65,000円を投じてエアコン問題も解決済み。
ということで、定額給付金の残りを自作塗装ブースに投じて、塗装環境の改善を図ります。
これまで、タミヤのスプレーワーク ペインティングブースII(ツインファン)を使用していて、排気性能改善のためにダクトを改良したり、塗装ミスト飛散防止ガードを作成したりといろいろ試しましたが、現在の作業環境ですと思うように塗装ミストを排気してくれません。
また、フィルターがすぐに目詰まりしてメンテナンスも煩わしく、エアブラシを使うのが億劫になっていたんですが、いろいろ調べてみたところ、ネロブース、36ブース、互換ブースなどの塗装ブースに辿り着きました。
その結果、七式さんのブログ(その節は質問にお答えいただきありがとうございました)のほか、36ブースの販売サイトなどを参考(というか、まるパクリ!)にさせていただきました。ありがとうございました!
塗装ブース本体には、9mm厚のMDF材を使用します。
今回は、「エコモク」という木材の通販サイトでカットしてもらったものを調達しました。このサイトを運営しているのは、佐久間木材株式会社という東京都台東区にある会社で、見積りから入金確認後の発送まで約1週間ほどかかりました。丁寧な梱包で、角の変形とかもありませんでした。
値段は、合計で5,225円(消費税込み)でした。参考までに内訳を載せておきます。
¥2,350(材料代)厚9 1245*1850 1枚
¥650(カット代)
¥1,750(送料+諸手数料)残材含まず
MDF材は、以下のようにカットしてもらいました。
500mm×600mm:1枚(底板)
500mm×459mm:1枚(天板)
450mm×459mm:2枚(側板)
482mm×450mm:2枚(背板・整流板)
自作する塗装ブースには、ダクトファンを使用しますので、その穴をあけます。
穴あけが終わり、いよいよ組み立てです。組み立ては、木工用ボンドと皿タッピングとの併用です。皿頭が出っ張らないように皿モミ加工と、MDF材の割れ防止のために、2.5mmの下穴を開けました。ガッチリ固定できてます。
配線を通し、ダクトファンのベースを取り付けます。採用したダクトファンは、Hon&Guan製の「HF-125PE」というファンで、無段階調速スイッチ付きでファンの回転速度を自由に変えることができます。
天板に、LED照明を取り付けます。これは以前、IKEAで販売されていたもので、使わずにしまっていたものを転用しました。
組み立て完了です。
整流板の汚れ軽減用不織布フィルターを張るためのネオジム磁石を装着。
とりあえず完成!
無段階調速スイッチで、好みの回転数に調整できますが、回転数をMAX(3,800RPM)まで上げると爆音がします!
また、小物をぶら下げるフックも取り付けてみました。
試運転の結果、今までとは異なる次元で、ガンガン塗装ミストを排気してくれました!!
これで、プラモ製作のほうもガシガシ進むはず。
参考までに、今回の塗装ブースの自作にかかった費用は、32,222円でした。
【明細】
MDF材(カット代、送料、手数料含む)・・・5,225円
ダクトファン(Hon&Guan HF-125PE)・・・14,997円
電源コード(三菱電機 P-250DC)・・・943円
アルミフレキ(ネオフレキ NF-125)・・・1,551円
ホースクランプ(OOPPEN ダクト用ホースバンド)・・・917円
異径レデューサー(片落管 125φ×75φ)・・・2,326円
ネオジム磁石(12mm x 5mm 皿穴4mm)・・・1,080円
サークルカッター(充電ドリル用自在錐)・・・3,828円
ステンレス 皿タッピング (3.5×22)・・・426円
ステンレス 鍋小ねじ(M4×25)・・・88円
ステンレスワッシャー(M4)・・・33円
ステンレス ばね座金(M4)・・・33円
ステンレス 六角ナット(M4)・・・66円
鉄 皿タッピング(4×12)・・・107円
鉄 板ナット(M6)・・・110円
アルミテープ・・・492円
と、この記事を書いている最中に、ダクトファンに不具合発生。
続きは、次回の投稿で。