今回は、タミヤ 1/20 グランプリコレクション「マクラーレン MP4/5B ホンダ」をレビューします。
このキットの販売開始は1990年で、スポット商品のため現在は販売されていません。
ただし、ヤフオクなどのオークションに多数出品されており、比較的入手可能です。
※11月再販予定で、ホビーサーチにて予約受付中です。(2013年9月5日現在)
これ以外にも、箱が真っ黒で何も描かれていないブラックパッケージが存在します。
ブラックパッケージは、デカールの一部とタイヤロゴが省略されています。
F1マシンをはじめとするレーシングカーのキット全般に言えることですが、箱絵のタバコロゴがマスク処理されて省略されています。
未成年者への配慮とのことですが、やはりタバコロゴがないとイマイチなのは言うまでもありません。
パッケージに印刷されている実車の写真ですが、こちらもマスク処理されています。
チームの正式名称は、HONDA Marlboro McLaren メインスポンサーなのに・・・
右のデカールは、1990年当時の販売をはじめて間もない頃のデカールです。
いつの頃からかは不明ですが、デカールのタバコロゴも省略されてしまいました。
でも最近では、TABU DESIGNをはじめとするサードパーティ各社からタバコロゴのデカールが販売されているので、それらを購入することでタバコロゴが再現できます。ただし、入手が困難なデカールもあるようですね。
※9月中旬再販予定で、ホビーサーチにて予約受付中です。(2013年9月5日現在)
キットの部品総数は82点、サスペンションアームはABS樹脂製。
モナコグランプリのマシンをもとにモデル化され、セナ、ベルガーどちらのマシンも再現可能です。
タミヤのキットらしく組み立てやすく、素組みでも十分な仕上がりになります。
ただし、マールボロレッドのデカール貼りは至難の業で、デカール軟化剤を駆使しながら、それなりの技術と根性が要求されます。マスキングして塗装するほうが簡単な気がします。
人気のキットだけあって、ディテールアップパーツもエッチングパーツをはじめ、ブレーキセット、コックピットセット、カーボンデカールなど豊富です。
再販を待つ or オークションでゲットして製作にチャレンジしてみてください!
それではまた次回。