今回製作したキットは、タミヤ 1/20 グランプリコレクションNo.14 ウイリアムズ FW-07 です。
小学5年生だか6年生だか、それまでは、1/24スケールのカーモデルをメインに製作していましたが、はじめてF1キットに挑戦しようと、お年玉を握りしめて模型店に買いに行って念願のキットを手にしたものの、デカール貼りやタイヤロゴの塗装を失敗して完成させられなかったのを覚えています。
そういえば当時、タミヤカラーのエナメル塗料が、スチール製キャップでパクトラタミヤという名称で販売されてましたね。
エンジンを仮組します。最近のキットと比べるとパーツの精度が落ちるので、仮組して修正箇所を確認しておきます。
組説では、エンジンヘッドカバー全体がセミグロスブラック指定ですが、COSWORTHの凸モールド部分をラッカー塗料のシルバーで塗装後、アクリル塗料のセミブラックを吹いて、溶剤で湿らせた綿棒で文字部分を拭き取り、アクセントを付けました。
エンジンからトランスミッション周りのパーツを組み上げました。スロットルの追加パイピングが少しオーバースケール感がありますが、それっぽく仕上がりました。
一体成型のカウルは、分割しました。ハイパーカットソーの切れ味は最高です!
カウルの塗装、デカール貼り、仕上コート吹きを終えたところです。デカールは、ミュージアムコレクションのものを使用しました。デカールのグリーンとタミヤカラー缶スプレーのブリティッシュグリーン(TS-9)の色合いが良いです。この後、研ぎ出しを行いました。
シャシーを組み立ててエンジンを取り付けます。メッシュ-ホースを追加してディテールアップしています。
コックピット周りは、シートベルトをサテンリボンとエッチングパーツでディテールアップし、ロールバー下の補器類も追加パイピングでディテールアップ。
タイヤは、キット付属のものから、タミヤのアフターサービスで取り寄せたロータス タイプ79のものに変更しました。組説では、キット付属のタイヤの凸モールド状になっているGOODYEARロゴを塗装するよう指定されていますが、上手くできそうにないので、取り寄せたタイヤにテンプレートを使って塗装しました。使用したテンプレートは、モデルファクトリーヒロ製です。
エアファンネルメッシュも、タミヤのアフターサービスで取り寄せたロータス タイプ79のものです。
完成の図。
40年ほど前の古いキットですが、さすがタミヤのキットです。エンジン周りに少し修正の手を加えただけで、それ以外は特に支障なく組み立てることができました。
ギャラリーも是非ご覧ください!https://plamostudio.com/wp/gallery/car-model/williams-fw-07/